除霊や浄霊に効果を求めるのは間違い

浄霊するとどのような効果がありますか、というご質問をよくいただきます。

体調が優れなかったり、精神的に参っている方が浄霊をご希望する場合が多いので、お気持ちはよくわかります。

憑依されているから心身の状態が悪いのではないか、そう思われていることと思います。

除霊や浄霊をお願いすれば、運気が上がり身の回りのことが上手く運ぶようになるのではと、藁をもすがる思いでご依頼される方が後を絶ちません。

 

しかし残念ですが、除霊や浄霊に効果を求めること自体、大きな間違いです。

なぜなら憑依されてしまう原因は、憑依される方ご自身にあるからです。

憑依されてしまう原因があるから憑依されるのです。

ネガティブな感情に左右されていたり、お住いの状態を汚くしていたら、そりゃ憑依されやすくなるわけです。

それを憑依されているから上手くいかないんだと考えていては、ご自身の波動が低いのは明らかです。

憑依霊が波動の高い方へ憑こうとはしませんし、波動状態の良い方が霊障や憑依で悩むことはあまりありません。

 

除霊をやったら金運が上がる、浄霊をしたらヒステリックな性格が改善される、そんなことはほとんどありません。

除霊や浄霊を行い憑依がなくなれば、本来の状態に戻るだけです。

本来の状態とは、憑依霊の影響を受けず、ご自身が持っている力が最大限に発揮できる状態です。

本来の状態に戻れるということを効果と捉えることもできますが、除霊や浄霊でそれ以外の効果はありえません。

除霊に効果を求めるより、ご自身の波動をあげる努力をすれば、この先良い方向へ進んでいくはずです。

 

ただし浄霊を行えば、憑依霊の影響が無くなりますので、物事が良い方向へと進みやすくなります。

お住まいやお部屋の浄霊を行った場合は、ラップ音がなくなるといった「効果」は期待できると思います。

当方では浄霊後に鑑定報告をしておりますが、どんな霊が憑いていたかを知ることにより、日常生活を改めるお手伝いができればと思っています。